ペットボトル飲料にもなったみたいで、ちょっとずつ日本でも知名度をあげているハーブの飲み物、「コーディアル」。
イギリスでは、エルダーフラワーと言えばコーディアル、コーディアルと言えばエルダーフラワーなので、一応レシピを色々見てみました。
大体知ってたけど、やっぱり、砂糖の量が尋常じゃない。下手すると、水より砂糖のほうが多かったり。きゃー
ハーブの飲み物と言うか、ハーブの砂糖煮シロップなんですね。炭酸水で割って飲むと美味しい♪らしいけど、その美味しいっていうのはコーラが美味しいって言ってるのと同じで、コーラも実はカラメルとスパイスで作った炭酸ドリンクだから、まぁ、ほとんど同じか。そうか。(ちょっとびっくり)
よくあるけど、健康に良いと言われるものでも、たくさんの砂糖と一緒に摂ったらせっかくの成分が台無しで、ほんとにもったいない。
せっかく作るんだったら、せっかく強力なエルダーフラワーの薬効(抗炎症・抗アレルギー・風邪予防・美肌・デトックス・鎮静・・・)を活かしたいんだったら、白砂糖は使いたくないですね。
というわけで、まだまだ咲いてるエルダーフラワー。今まで気づかなかったけど、一旦気がつくと本当に今あらゆるところで咲いています。
このあいだ聞いた話。ある超高級エッセンシャルオイルを作っているところでは、オイルの原料になるハーブを摘む人たちは、気分の良い状態で摘まないといけない。らしい!
怒ってたりすると花の質に影響するんだって。昔だったら「へー(笑)」ってなってたけど、目に見えないものを信じられるようになってきた今なら、なるほど、そうだよね。って思える。エネルギーとか、バイブレーションとかね。
たくさんあるので、どうしようかなーと考えた結果、今のところ
1.はちみつでコーディアル
2.アルコールに漬け込んでコーディアル(本来のコーディアルはこれらしい)
3.乾燥させてドライハーブ
にすることにしました。
1は、綺麗に洗ったエルダーフラワーをカルダモン、ナツメグと一緒に煮て、
一晩置き、翌日ざっくり漉してレモン汁と多すぎない量の蜂蜜を加えて、もう一度細かいフィルターで漉す。
砂糖(蜂蜜)の量が少ないし、蜂蜜に熱を加えたくないのでとろっとしたシロップにはなってないけどよし。煮てる間は結構においがきつくて、こっちでも皆「エルダーフラワーってネコのおしっこのにおいだよね。」というのが共通認識らしい。
2は、家にちょうど良さそうなドライジン
があったので、とりあえず漬けてみました。冷暗所に置いて、毎日振って、1ヶ月くらい漬けると良いらしい。
3は、きれいに洗ったハーブを鉄板に並べて、オーヴンのファン(送風?)でカリカリになるまで乾燥させるだけ。簡単だし、保存が効くし、後からこれでワインを作るのにも使えるので嬉しい!もちろんハーブティーとしても飲めるし。庭にエキナセアが生えてたら、強力な風邪対策ハーブブレンドができるのにな。育てようかな。。。
オーヴンから取り出して、茎の部分がポキッと折れるくらい乾燥してたらOK.花の部分を手で落として、瓶につめます。
ポロポロとれて楽しい。
乾燥させるとほんのちょびっとにしかならなかったので、明日から家を空けるためさっき最後の収穫をして、洗って今また乾燥させてます。
家に、きちんとしまる瓶がなかったり、あとエアーロック(発酵栓)が欲しかったので、昨日ケンブリッジに行った時Home Brewery shopに行ってきました。小さなお店だったけど初めてだったのですごく楽しかった!イギリスでは、家でビールを造ったりサイダーを造ったりするのは割とポピュラーなホビーなのです。(日本では法律違反)
そのことはたぶんまた次回。
0 件のコメント:
コメントを投稿