実は今まで漬物は苦手で、最初に『天然発酵の世界』を読んだ時にも、ふぅん・・・と、思っていただけだったのですが
そうかあ漬物も発酵なのかあ、と、気付いてから、
少しずつ興味が沸き始めていました。
カレーと食べる紅生姜とか、最近では、台湾で食べた小龍包と一緒に食べる細長い生姜のヤツも、子供の頃には食べれなかったけどすごく美味しかったし。
発酵のバイブル『天然発酵の世界』でも、サンダー・キャッツ氏の発酵の原点はザワークラウトだと書いてあったし、一番はじめの章に作り方が出てくるし、なんといってもキャベツを塩に漬けるだけという簡単なものだし。
発酵をする上で一番の魅力はなんと言っても「簡単」であることです。
え!りんごを水につけるだけで?え、皮でも出来るの??え、それを放っといたら酢ができるの???
という感動。シンプルな材料を組み合わせて環境を整えてやるだけで錬金術のごとく栄養価の高い素晴らしい食べ物が出来てしまう不思議。
ザワークラウトかぁ、おおどろぼうホッツェンプロッツにでてきたなぁ、キャベツと塩だけかぁ、それならいけるかもなぁ・・・
とにかく作ってみよう!と。丁度その時餃子を作ったキャベツの余りがあったので、とりあえず、やってみよう、と、作ってみました。
これが一回目。
とりあえず、やってみたところ、2,3日で発酵が始まり、一週間くらいしたところで味見したところ、何ともいえない酸っぱさが生まれていました。
大量に見えたキャベツも、瓶に詰めるとほんのちょっとにしかならず、ちょこちょこ食べているとすぐに半分以下になってしまい、大変だ、なくなっちゃう!と、慌てて2回目を作り始めました。
1.キャベツその他好きな野菜をサッと洗い千切りにし
2.ボウルにキャベツと塩を適当にいれ、塩を馴染ませる。
3.しばらくキャベツをもみこんでいると、しなしなになってきて、水が出てきます
4.ぎゅううっと何度も絞るように水分を出し
5.瓶に詰める。
これだけ!この時は丁度良い瓶があいていなくてジップロックに入れました。
ニンジンや赤キャベツを入れて綺麗な色にするのをサンダー・キャッツはお勧めしています。私はニンニクとオレガノを少し入れました。
注意点は、空気に触れさせないようにすること。
瓶の底にぎゅうぎゅうに詰めて、キャベツが全部水面下におさまっていること。
空気に触れていると雑菌が繁殖しやすくなるそうです。
落し蓋や、漬物用の容器で、圧をかけられたらいいのですが、私はなかったので、全部キャベツを水面下に沈めた後、とっておいたキャベツの葉っぱを上から更に沈めて、表面にはオリーブオイルを浮かべて蓋代わりにしました。
これは、YoutubeでSauerkrautを検索したら、そうしている人がいたので。すごいなー!画期的!と思って採用致しました。
結果、腐ることもなく、そろそろ2週間経って、どんどん美味しくなっていっています。
豚挽き肉と豆腐を炒めて味噌としょうゆで食べるのをよくやるけど、それに付け合せてみたらもう最高!!なマッチングでした^^
キャベツと塩だけで出てくる酸味は、乳酸菌が作ってくれるそうです。
植物性乳酸菌、万歳!
他の発酵とも同じように、既にできているものを少し加えるとスターターとなり、完成が早まります。
2回目に漬けたのはいつだったかな、まだ一週間経っていないくらいなので
早く美味しくなーれ♪
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