2015年10月8日木曜日

発酵を通して世界を見る / 冬の発酵計画


ココナッツオイルが固まる季節になりました。

今家にあるのは料理用のHealthy Originsのオーガニックエキストラバージンココナッツオイルと

8月にインドネシアで買ってきた、バリのオーガニックコスメ定番(らしい)Utama Spiceのもの。

料理用のは固まってもスプーンで削って使えばいいんだけど、ウタマスパイスのココナッツオイルはボトル。

逆さにしても出てこない・・・

25℃以上で溶けるらしいので、ボトルを手のひらで暖めて、キャップを外して、(本当は綺麗なスプーンとかが良いんだろうけどめんどくさいので指で、)すくいだして使っています。

バリ島の年間平均気温は28度。

南国仕様のボトルだったのか・・・と、頭の奥でバリの陽射しと排気ガスが蘇ります。


発酵を始めてから、温度を気にするようになりました。

あと、物事を発酵フィルターを通して考えるようになってしまった。

まだなんとなくしかわかっていないんだけど、世の中にはものすごくたくさんの種類の発酵微生物たちがいて

高温に強い菌、弱い菌、酸素がないとダメな菌、酸素があるとダメな菌・・・

それぞれの菌たちに性格があって、その菌が動きやすい環境を整えてあげると、活発に発酵を始める。

人間も同じみたい。環境が整っていると、activeになれる。環境が合ってないと、inactiveになる。

季節や温度の環境だけでなく、人間には社会的な意味での環境も重要で

人間は周りの社会や環境の影響を受け適応する環境動物なので

だから例えば色々な問題を抱えて鬱々としている人を見ると、

今いる環境が合わなくて活き活きと活動できないんだね・・・と思ってしまいます。


逆に今の季節が(10月上旬)、私は1年で一番好きな季節。

朝のひんやりとして乾燥した空気と、それに混じって流されてくる金木犀の香り。外を歩いてて顔が冷たくなる感じ。

寒い!でも嬉しい!!と、ウキウキして、とても活動的になります。

やりたいことをいっぱい思い付いて、忙しくなります。

今なんとなく考えているのは、3ヵ月後の自分の誕生日の日に、味噌をつけてみようかな・・・とか。

味噌作りは1年かかるらしいので、あ、もし次の誕生日につけたら味噌が出来るのは丁度私の30歳の誕生日ってことになるや。素敵!

クリスマスは特に祝わないけど、クリスマスマーケットとホットワインとシュトーレンが好きなので、今年は発酵スキルを駆使して、それらを手作りしてみようかな・・・とか。

市販のシュトーレンには砂糖が入ってるからもう食べられないし。

だから安心して食べられる、オーガニック素材で砂糖不使用、スパイスたっぷりのシュトーレンを、つくることに、今、決めた!

楽しみ!



・・・金木犀の酵母液ってできるかな?









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